粋な話

かっこいい話、感動する話、泣ける話なんかを紹介します

柴田大地に原口元気がエール。男の友情が熱い

柴田大地がカターレ富山に移籍が決定した

柴田大地はレッズユース出身で浦和ユース、びわこ成蹊スポーツ大を経て2013年JFLの藤枝MYFC入り。JFLで16試合に出場。

原口元気とはレッズユース時代の同期でお互いに切磋琢磨した存在
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そんな柴田大地に対して、原口元気がエールを送った。

Urawa Reds Magazine (浦和レッズマガジン) 2014年 06月号 [雑誌]

中田浩二と小笠原満男の友情がみえた引退セレモニー

2014年のシーズン終了後に中田浩二は誰にも相談なく、自分自身の決意で引退を決意した。

引退を決意した理由は鹿島アントラーズの愛に溢れていた。

「葛藤はあったが、(これから)鹿島以外のユニホームを着る自分を想像できなかった」
さらに中田浩二は優勝争いをしていたチームの事を想い
「(小笠原)満男やソガ(曽ヶ端)にも怒られたけど……。チームメイトにはだれにも相談しなかった。相談に乗ってもらおうと思ったけど、(チームが)大事な時期だったので」
と続けた。

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中田浩二現役最後の試合

事実上の中田浩二の現役最後の試合になった鳥栖戦。

中田浩二はベンチ入りさえ叶わなかった。

その試合、小笠原満男は誰よりも気合が入っていた。

しかし試合は0-1で敗れてしまう。
しかも小笠原満男は途中交代。

小笠原満男は悔しさでいっぱいだった。

のちにこの試合について、小笠原満男はこう語っている。
「あいつが安心して任せられると思える試合を見せたかった。あれだけ貢献した偉大な選手の前で情けない試合をしたことが一番悔しい」

中田浩二引退セレモニーでの出来事

中田浩二の引退セレモニーでの話の中で、中田浩二は同期の3人のことを思いやった。

「満男、モト、ソガ……本当に僕らはチームの枠を超えて仲がよかったので、本当にみんなですばらしい時間を過ごせたと思うし、本当にいい友であるとは思うのですが、お互いが負けないように切磋琢磨して、築いてきた結果がこうなったのかなと思います」

そう言って、一番最初に中田浩二が向かったのは、小笠原満男のところだった。
その間、小笠原満男は終始俯いていた。
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鹿島アントラーズの選手達が中田浩二を胴上げしようとした輪の中に小笠原満男はいなかった。

どうしても小笠原満男は、そこに参加することが出来なかった。
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これは不器用な小笠原満男なりの中田浩二への想いだった。
中田浩二もそれをしっかりと感じていた。

フットボールアワー後藤のさりげなくカッコいい話

レギュラー西川が駆け出しの時代

ある日、野性爆弾の川島、シャンプーハットの小出水、フットボールアワー後藤、レギュラー西川の四人で飲みに行った。

行った場所は焼肉屋で、みんなでたらふく食べた。

そんな時、突然最も先輩で支払うことになるであろう、野性爆弾の川島が
「今からじゃんけんして、負けた奴が全部出すことにしよう」
と言い出した。

登場月給が10万円もなかった西川は、このじゃんけんで負けるとえらいことになると思っていた。

じゃんけんの結果は、、、

案の定、最も後輩のレギュラー西川が負けて全額払うことに、、、

会計は4万円。当時の月給から見ると、とても大きな金額。本気でヘコんでいるレギュラー西川。

家に帰ってあることに気づく。
なんとジャケットに4万円入っていた。焦る西川。

その日の行動を振り返ると、焼肉屋の帰りに一般人から写真撮影頼まれた時に、西川もっと内入れと言いながら、そっとポケットにフットボールアワー後藤が何かを入れていたことに気づく。

その時の4万円に違いない。

慌ててレギュラー西川はフットボールアワー後藤に電話をし、感謝を述べると、フットボールアワー後藤から一言。
「そんなことよりお前、じゃんけんで負けた時、最高にオモロいリアクションしてたで」
と言ってくれたという話。

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キングダムの原先生の気遣い

ポテト少年団の菊池との飲み会で

キングダムの作者である原先生と芸人7人とで飲む機会があったポテト少年団の菊池。

とてもキングダムが好きで原先生からサインをもらいたいと思っていた。

飲み会も落ち着きだした時、原先生からお願いがあるんですけどと言い出した。

みんなどうしたんですか?と聞くと、
「みなさんのサインをして欲しいんですけどいいですか?」
と聞く。

もちろんということで、芸人7人はサインをした。

サイン後に原先生から

サインをもらい終えて、原先生から
「お礼に僕も描くので皆さん好きなキャラクターがいれば言ってください」
と気遣いをみせた。

それから、1時間以上をかけて、全員好きなキャラを聞いて、1人ずつ丁寧にマジック1本で、原先生自らが用意した色紙に描いていった。

原先生はみんながサインやキャラの絵を描いて欲しいというのを悟って、あえて自分からサインをお願いしたという話。

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尾崎豊のファンと警察官の話

井上マーは誰もが認める尾崎豊ファン。

渋谷のクロスタワーテラスは尾崎豊ファンの中では聖地と呼ばれている。

そこで年に2回、4月25日の命日と、11月29日の誕生日にファンが集まり、尾崎豊の歌を歌うというイベントが開催されている。

ある回での出来事

そんな定期的に行われているイベントで盛り上がりすぎたのか、警察官の方がやってきて、近所から苦情が出てきているから解散しなさいという話があった。

そんな言い合いを聞いていた、ある酔っ払いのファンの方が一言。
「じゃあ、わかったよおまわりさんさ!最後なに?」
と聞いた。

それに対して警察官も躊躇しながら、、、
「じゃあ、15の夜」
と言うと、その場は大変盛り上がりをみせた。

それを憮然とした態度で見守っていた警察官だったが、腕を組んだ指先ではしっかりとリズムを刻んでいた。

ALL TIME BEST

北野武と浅草キッドの話

毎年恒例で、いつもは奢ってもらっている浅草キッドが、師匠である北野武に奢ってあげるということをしている。

この時ばかりは、立場が逆転して色々と浅草キッドも言いたいことが言えるようだ。

そして帰りには
「タケちゃん、はいタクシー代」
と言って浅草キッドから北野武にぽち袋が渡される。

それを北野武は一切使わずに全て取っておいているらしい。

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ウド鈴木と金払いの話

スパローズ大和が語ったキャイーンウド鈴木の話。

ウド鈴木のポリシー

ウド鈴木は若手と飲み会に行く時には、必ず右のポケットに人数分の1万円札を入れている。

それは帰りにタクシー代として、若手一人一人に一万円をあげるため。

ある日の飲み会で

いつも通り、ウド鈴木は若手にタクシー代として1万円ずつを配ると、1万円だけが余った時があった。

「誰だもらってないやつ?」
という感じで1万円をもらってないやつの犯人探しみたいな形になった。

結局不明で当時は一番若手だった芸人が2万円をもらうことで決着した。

永井大さんとの飲み会

ある日、たまたま近くで飲んでいた永井大に気付き、一緒に飲むことになった。

先に抜けた永井大は、ウド鈴木のテーブルの会計も済ませて帰っていった。

それを知ったウド鈴木はテンパりながら、その中華料理屋の店主に向かって
「いつか来た永井大さんの為に」
と言いながら、札束を渡そうとした。

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