柴田大地に原口元気がエール。男の友情が熱い
柴田大地がカターレ富山に移籍が決定した
柴田大地はレッズユース出身で浦和ユース、びわこ成蹊スポーツ大を経て2013年JFLの藤枝MYFC入り。JFLで16試合に出場。
原口元気とはレッズユース時代の同期でお互いに切磋琢磨した存在
そんな柴田大地に対して、原口元気がエールを送った。
柴田大地、富山移籍。嬉しいニュースだな。
レッズユースからトップに上がれず、大学ーJFLーJ2。確実にステップアップしてる。
いつかまたレッズでプレーしたい。そういう思いで地道に努力してる男がいる。
そういう奴がいることを知って欲しいし、そういう奴を応援してほしいなって思いました
— 原口元気 (@Haragen24) 2014, 1月 10
中田浩二と小笠原満男の友情がみえた引退セレモニー
2014年のシーズン終了後に中田浩二は誰にも相談なく、自分自身の決意で引退を決意した。
引退を決意した理由は鹿島アントラーズの愛に溢れていた。
「葛藤はあったが、(これから)鹿島以外のユニホームを着る自分を想像できなかった」
さらに中田浩二は優勝争いをしていたチームの事を想い
「(小笠原)満男やソガ(曽ヶ端)にも怒られたけど……。チームメイトにはだれにも相談しなかった。相談に乗ってもらおうと思ったけど、(チームが)大事な時期だったので」
と続けた。
中田浩二現役最後の試合
中田浩二はベンチ入りさえ叶わなかった。
その試合、小笠原満男は誰よりも気合が入っていた。
しかし試合は0-1で敗れてしまう。
しかも小笠原満男は途中交代。
小笠原満男は悔しさでいっぱいだった。
のちにこの試合について、小笠原満男はこう語っている。
「あいつが安心して任せられると思える試合を見せたかった。あれだけ貢献した偉大な選手の前で情けない試合をしたことが一番悔しい」
中田浩二引退セレモニーでの出来事
中田浩二の引退セレモニーでの話の中で、中田浩二は同期の3人のことを思いやった。
「満男、モト、ソガ……本当に僕らはチームの枠を超えて仲がよかったので、本当にみんなですばらしい時間を過ごせたと思うし、本当にいい友であるとは思うのですが、お互いが負けないように切磋琢磨して、築いてきた結果がこうなったのかなと思います」
そう言って、一番最初に中田浩二が向かったのは、小笠原満男のところだった。
その間、小笠原満男は終始俯いていた。
鹿島アントラーズの選手達が中田浩二を胴上げしようとした輪の中に小笠原満男はいなかった。
どうしても小笠原満男は、そこに参加することが出来なかった。